世界最大級のゲーム展示会「東京ゲームショウ2022」が15日、千葉市の幕張メッセで開幕した。新型コロナウイルスの感染拡大で令和2年以降は見送ってきた一般客の入場を16日午後から3年ぶりに解禁するリアル開催。ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)5」が半導体不足などの影響で品薄となっていることを受け、ソフト各社のブースではパソコン(PC)向けのラインアップを強化する様子が目立った。
「PS5は試遊台を確保するのも一苦労だった」
ソフト各社の担当者はこう口をそろえた。3年ぶりのリアル会場でファンに発売前のゲームを楽しんでもらおうと各社は試遊コーナーを設けるが、PS5の供給不足は世界有数の見本市にすら影を落としている。