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産経抄

9月14日

神坂次郎さん
神坂次郎さん

時は元禄、尾張藩の家中に朝日文左衛門というお畳奉行がいた。酒色に溺れて女房の逆鱗(げきりん)に触れ、出張に出かければ旅費をちょろまかす。まことにあきれはてた武士は、無類の記録マニアでもあった。

▼27年にわたって、世相を書き留めた「鸚鵡籠中記(おうむろうちゅうき)」という日記を残した。それを解説、再構成したのが、『元禄御畳奉行の日記』(中公新書)である。昭和59年に刊行されると、たちまちベストセラーとなった。当時、作者の神坂(こうさか)次郎さんを和歌山市内の仕事部屋でインタビューしている。

▼すでに時代小説作家として30年近くのキャリアを重ねていた。といっても、その作品には英雄や剣豪は出てこない。殿様の食べる魚の長さを測る役人や大将のオマルを戦場で背負う御手水(ちょうず)奉行ら「歴史の端役たち」を好んで取り上げてきた。理由を聞くと、戦争の話になった。「神坂次郎」というペンネームは、戦死した戦友の名前である。

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