セブンと万代が提携解消 戦略不一致

セブン&アイ・ホールディングスのロゴマーク(納冨康撮影)
セブン&アイ・ホールディングスのロゴマーク(納冨康撮影)

流通大手のセブン&アイ・ホールディングスと関西地盤の食品スーパー、万代(大阪府東大阪市)が平成27年に結んだ業務提携を解消していたことが13日、分かった。セブン&アイが出資する方向で検討していた資本提携も見送った。事業戦略が折り合わなかったとみられ、協業の成果をほとんど出せないまま関係解消となった。

両社は27年3月に業務提携を結んだ。セブン&アイは、万代と物流面や商品開発で連携することで、関西圏の事業基盤の強化を狙っていた。万代は、セブン&アイと仕入れを共同化して調達コストを抑えたい考えだった。

関係者によると、両社は共同仕入れや商品開発などを一時的に実施したが、定着しなかった。提携時に検討課題としたセブン&アイの電子マネー「nanaco(ナナコ)」の万代への導入も見送った。万代の店舗に設置してあるセブン銀行のATMの運用は今後も続ける。

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