奈良正論懇話会

「ビジネスと安保の関係見極めを」 細川昌彦氏が講演

奈良「正論」講演会 講演する明星大学の細川昌彦教授 =12日午後、奈良市の奈良ホテル(永田直也撮影)
奈良「正論」講演会 講演する明星大学の細川昌彦教授 =12日午後、奈良市の奈良ホテル(永田直也撮影)

奈良「正論」懇話会の第85回講演会が12日、奈良市の奈良ホテルで開かれ、明星大教授の細川昌彦氏が「激動の中の日本と経済安保の行方」と題して講演した。

細川氏は、日本のビジネス現場で先端技術など安全保障分野が重なるケースが年々増えているとし、特に中国とのビジネスでは「安全保障がどのように関係するかを見極める必要があり、間違えるとやけどを負う」と指摘。企業側も技術流出の危険性などに留意しなければならない時代だと分析した。

また、米国と中国の間で先端技術を巡る覇権争いが激化していると強調。量子コンピューターやAI(人工知能)といった技術は、軍事や医療、農業分野で重要さを増しているとし、「日本も、先端技術の研究や開発をしっかりと進めないと、置いてけぼりになる」と警鐘を鳴らした。

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