指示ミスで救急車到着17分遅れ、高齢男性死亡

岐阜県中津川市消防本部は12日、119番を受けた通信指令員が指示を誤ったため、救急車の到着が約17分遅れたと明らかにした。患者の80代男性は搬送先の病院で死亡が確認された。同本部は「救急車の到着が遅れたことと死亡との関連は調査中」としている。

同本部によると11日午前6時35分ごろ、市内の80代男性が倒れたと男性の家族から連絡を受けた知人が自身の自宅から119番。救急車は誤って通報者である知人宅へ急行し、誤りに気付いた知人が再び119番した。通常なら男性宅まで2分程度で到着するところ19分かかった。

通報者がいる場所と急病人の位置が異なる場合、通信指令員は救急車を向かわせる場所を確定させる手順が必要なのに、これを怠ったという。

佐藤貞幸消防長は「今後このようなことが二度と起こらないよう再発防止を徹底する」とコメントした。男性の遺族には既に謝罪したという。

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