囲碁・藤沢女流本因坊が2期連続で十段戦本戦入り

囲碁の藤沢里菜女流本因坊(左)は「大和ハウス杯 第61期十段戦」最終予選決勝で安斎伸彰七段を破り、2期連続で本戦進出を決めた
囲碁の藤沢里菜女流本因坊(左)は「大和ハウス杯 第61期十段戦」最終予選決勝で安斎伸彰七段を破り、2期連続で本戦進出を決めた

囲碁の「大和ハウス杯 第61期十段戦」(産経新聞社主催)の最終予選決勝が12日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、藤沢里菜女流本因坊(23)=女流名人=が安斎伸彰七段(37)を破り本戦入りを決めた。許家元(きょ・かげん)十段(24)への挑戦権をかけ、20人がトーナメント形式で対局する。前期の本戦で藤沢女流本因坊は1勝をあげ、女性棋士として初めて七大棋戦の8強へ進んでいる。

持ち時間各3時間のうち、安斎七段が残り2分だったのに対し、50分余らせての黒番中押し勝ちだった。自身5度目の本戦入りを果たした藤沢女流本因坊は対局後、「つい最近、十段戦の本戦を打った気がしたのに1年たつんですね。強い安斎さんに勝てたのは自信になる。(本戦で)どの相手と打てるか楽しみです」と語った。

七大棋戦の本戦に入った女性棋士は小林泉美七段(45)や上野愛咲美(あさみ)女流立葵杯(20)ら12人おり、今回が18例目。ただ、本戦で勝利したことがあるのは藤沢女流本因坊のみ。

藤沢女流本因坊は8日に打たれた本因坊戦の最終予選決勝で大竹優七段(20)に敗退。女性では初となる七大棋戦のトップリーグ入りを逃していたが、「負けた内容を反省し、この日に備えました」と糧にした。

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