洪水で世界遺産モヘンジョダロの壁損壊 パキスタン

パキスタン南部シンド州にある世界遺産モヘンジョダロ遺跡で、豪雨によりストゥーパ(仏塔)周辺の壁の一部が損壊しているのが見つかった。地元メディアが報じた。別の世界遺産も被害を受けており、国連教育科学文化機関(ユネスコ)は修復に35万ドル(約5000万円)を充てると発表した。

モヘンジョダロは世界四大文明の一つ、インダス文明(紀元前2600~同1700年ごろ)最大級の都市遺跡。れんが造りの建造物が立ち並んでいる。豪雨で壁が部分的に崩れ、修復作業が進められている。紀元後2~3世紀ごろに建てられたストゥーパは無事だった。

ユネスコによると、シンド州にある別の世界遺産で、モスク(イスラム教礼拝所)や墳墓群で構成する「タッタの文化財」も被害を受けた。詳細は不明。タッタは紀元後14~18世紀に栄えた王朝の都市遺跡。(共同)

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