「コロナ予防」根拠なし 山田養蜂場に再発防止命令

消費者庁が入る合同庁舎
消費者庁が入る合同庁舎

消費者庁は9日、サプリメントの広告で新型コロナウイルスの感染や重症化を予防するかのように表示していたのは、合理的な根拠がなく景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、販売していた「山田養蜂場」(岡山県鏡野町)に再発防止などを求める措置命令を出した。

消費者庁によると、対象となるのは「ビタミンD+亜鉛」「1stプロテクト」「2ndプロテクト」の3商品。自社のサイトや顧客向けダイレクトメールなどで「『感染』と『重症化』どちらも予防したいお客さまの声に応えて」「コロナ時代を生き抜く対策を万全に」などと表示していた。

山田養蜂場は海外の論文などを基にこれらの表示をしていたが、消費者庁が分析した結果、感染や重症化予防をうたう合理的な根拠はないと判断した。

消費者庁の担当者は「現時点で新型コロナの感染予防に根拠のあるサプリメントや特定の食品はない。根拠のない広告表示には注意してほしい」と呼びかけている。

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