政府・日銀が円安牽制 「必要な対応取る準備」

財務省、金融庁、日銀の幹部による情報交換会合=8日午後、財務省
財務省、金融庁、日銀の幹部による情報交換会合=8日午後、財務省

財務省と金融庁、日銀は8日、情報交換会合を開き、約24年ぶりの円安ドル高水準を更新した円相場を巡って協議した。財務省の神田真人財務官が終了後に記者会見し「あらゆる措置を排除せず、必要な対応を取る準備がある」と述べ、急速な円安進行を牽制(けんせい)した。

神田氏は最近の円安に関し「明らかに過度な変動だ」と指摘。経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)だけでは「正当化できない」と説明し「極めて憂慮している」と懸念を示した。

情報交換会合は6月10日以来、約3カ月ぶりの開催。神田氏のほか、金融庁の中島淳一長官、日銀の内田真一理事らが出席した。

7日のニューヨーク外国為替市場では円が急落し、一時1ドル=145円に迫った。金利が低く運用に不利な円を売って、ドルを買う流れが続いている。

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