留学生のベルトを鎖でつなぎ拘束、福岡の日本語学校認定抹消

出入国在留管理庁は7日、福岡市南区の日本語学校「西日本国際教育学院」に在籍していたベトナム人留学生の20代男性に対し、職員が自分のベルトと男性のベルトを金属製の鎖や南京錠で結び、数時間拘束するなどの人権侵害があったとして、同校を日本語学校として認めている告示を抹消した。5年間、新たに留学生を受け入れられなくなる。

入管庁によると、告示の抹消は、平成28年に細かな基準を定めて以降初めて。同校には約630人の留学生がおり、入管庁は他の学校への転籍を促す方針。

拘束された男性は転校を希望し、学校側とトラブルになっていたという。昨年10月に職員室で話し合う際、職員はベルト同士を鎖でつなぎ、南京錠で数時間固定。その後、男性が寮に帰ってからも、逃げないよう部屋の外で翌朝まで監視した。男性にけがはなかった。

学校側は拘束を認めた上で「悪ふざけで悪意はなかった」との趣旨の説明をしているという。職員はすでに退職した。

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