インド、経鼻ワクチン許可 新型コロナ「世界初」

バス内で携帯電話で話すバーラト・バイオテックの従業員=2021年 1 月 9 日、インドのハイデラバード郊外(AP)
バス内で携帯電話で話すバーラト・バイオテックの従業員=2021年 1 月 9 日、インドのハイデラバード郊外(AP)

インドの製薬会社バーラト・バイオテックは6日、鼻を通して接種するタイプの新型コロナウイルスワクチン「インコバック」の緊急使用がインド当局に許可されたと発表した。18歳以上が対象。世界初の経鼻ワクチンとしている。

経鼻ワクチンは気道の粘膜の防御力を高めてウイルス感染を防ぐ仕組み。注射針が不要で投与が簡単なため、医療環境が十分に整っていない新興国での普及が期待され、各国で開発が進んでいる。日本では塩野義製薬が開発に取り組んでいる。

針など先端がとがった物を怖がる先端恐怖症が理由でワクチン接種しない人もおり、接種者の拡大につながりそうだ。

インドのマンドビヤ保健・家族福祉相は6日、ツイッターで「インドの新型コロナとの闘いで、大きな追い風となる」と歓迎した。

バーラト・バイオテックはインド国産ワクチン「コバクシン」を開発した企業として知られる。インコバックは米国の大学と共同開発した。(共同)

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