未来技術遺産にフロッピーや黒電話 科博、18件登録

ソニーが開発した3・5インチのフロッピーディスク(ソニーグループ提供)
ソニーが開発した3・5インチのフロッピーディスク(ソニーグループ提供)

国立科学博物館は6日、未来技術遺産(重要科学技術史資料)として、ソニーが昭和55年ごろに世界で初めて開発した3・5インチのフロッピーディスクなど、計18件を登録したと発表した。米アップルやIBMなど多くのパソコンで用いられ、事実上の国際標準になったと評価。このフロッピーを使うソニー製の英文ワープロ、デジタルカメラも登録した。

24年に初登場し、黒電話として親しまれた「自動式卓上電話機」の3種類も選定。NTTの前身である電電公社などが開発し、戦後の復興期、高度経済成長期を支えたとしている。

ヤマハ発動機が平成5年に販売を始めた電動アシスト自転車「PAS」や、IHIの前身企業がドイツ軍のものを参考に昭和20年ごろ開発し、旧軍のジェット機に搭載された初の国産ジェットエンジン「ネ20」も選ばれた。東京・上野の科学博物館で13~25日にパネル展示を実施する。

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