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双葉町役場が業務開始 住民帰還受け11年半ぶり

新庁舎での業務を開始した福島県双葉町役場。約11年半ぶりに役場の本体機能が双葉町内に戻り町民が訪れていた=5日午前
新庁舎での業務を開始した福島県双葉町役場。約11年半ぶりに役場の本体機能が双葉町内に戻り町民が訪れていた=5日午前

東京電力福島第1原発事故による全町避難が解消し、住民帰還が始まった福島県双葉町は5日、JR双葉駅前の役場新庁舎で業務を始めた。役場の本体機能が町内に戻るのは約11年半ぶり。

新庁舎では約100人の職員が勤務し、うち約70人が大会議室での朝礼に臨んだ。伊沢史朗町長は「今日を迎えたことを忘れることはできないだろう」と喜びを述べる一方で、「町に戻って終わりではない。帰還者、移住者が住みやすい環境整備に地に足を着けて取り組まなければならない」と訓示した。

福島県双葉町の新庁舎で訓示する伊沢史朗町長(奥中央)。約11年半ぶりに役場の本体機能が双葉町内に戻った=5日午前
福島県双葉町の新庁舎で訓示する伊沢史朗町長(奥中央)。約11年半ぶりに役場の本体機能が双葉町内に戻った=5日午前

住民生活課の窓口には早速、町民の40代男性が住宅関係の手続きに訪れた。取材に対し「町で手続きできていい」と役場の帰還を歓迎していた。

双葉町では先月30日、帰還困難区域のうち特定復興再生拠点区域(復興拠点)の避難指示が解除され、町面積の約15%で居住が可能になった。域内には7月末時点で1449世帯3574人が住民登録している。

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