マンスリー将棋

西山女王「人生をともにし、成長にも」

女王就位状を手にする西山朋佳女王=8月30日、東京都港区
女王就位状を手にする西山朋佳女王=8月30日、東京都港区

第15期マイナビ女子オープンを制した西山朋佳女王(27)=白玲=の就位式が8月30日、東京都内で行われた。

西山女王は4~6月に指された五番勝負で、里見香奈女流五冠(30)=当時女流四冠=を3勝2敗で退けて5連覇を達成、同棋戦初となる「永世女王」の資格を獲得した。就位式で謝辞に立った西山女王は「今シリーズは何度も厳しいと思ったところで、最後は運に恵まれた面もあった。今回の防衛によって永世女王の称号という栄誉にあずかり、心よりうれしく思っております」と述べた。

就位式終了後、西山女王は取材に応じた。この中で、「女王」というタイトルについて、「奨励会時代にいただいて、ずっと人生をともにしてきた面から、成長させていただいたタイトルという思い入れがある。5連覇を達成したいという強い気持ちがあった」と、笑顔で語った。

ライバルの里見女流五冠との激突については、「唯一無二の序盤を指される方で、自分の順応力を試されている感じがする」と分析。その上で、「方針選択を求められる場面で感情的になってしまうことが多く、形勢が良いと思う局面で急いでしまい、負けに直結してしまう。まずはそういうところから意識していきたい。俯瞰的に手を選んでいかなくてはならない」と、〝里見対策〟を明かした。(田中夕介)

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