小型衛星の打ち上げを計画 23年、仙台のベンチャー

エレベーションスペースが開発している小型人工衛星のイメージ
エレベーションスペースが開発している小型人工衛星のイメージ

東北大発のベンチャー企業、ElevationSpace(エレベーションスペース、仙台市)は、2023年末までに実験装置を積んだ小型人工衛星の実証機を打ち上げる計画を進めている。ミドリムシを原料に食品や燃料を開発するユーグレナが無重力空間で培養実験をする。

無重力空間では水と油が均一に混ざり合うなど、地上で生成するのが難しいものを簡単につくることができる。エレベーションスペースの小林稜平最高経営責任者=CEO=(24)は「無重力空間の実験を小型人工衛星で手軽に行えるようにしたい」と話した。

打ち上げた衛星を地上の狙った場所に戻す「大気圏再突入」という技術を確立し、26年に小型人工衛星打ち上げを事業化する目標を掲げている。無重力空間において遠心力により重力を発生させる装置を積み、重力が植物の生育に与える影響を調べる実験ができるよう検討を進める。

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