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囲碁の最年少棋士・藤田怜央初段が記念対局 実力者相手に健闘

余正麒八段との記念対局に臨む藤田怜央初段=2日午後、大阪市中央区の関西棋院(恵守乾撮影)
余正麒八段との記念対局に臨む藤田怜央初段=2日午後、大阪市中央区の関西棋院(恵守乾撮影)

囲碁界で史上最年少の9歳4カ月でプロ入りした大阪市の小学3年生、藤田怜央(ふじた・れお)初段と、トップ棋士の余正麒(よ・せいき)八段(27)との記念対局が2日、大阪市中央区の関西棋院で打たれ、藤田初段は160手までで、余八段に中押しで敗れた。

相手を務めた台湾出身の余八段は、今年3~4月に行われた十段戦五番勝負に続き、王座戦五番勝負への挑戦を決めたばかりの実力者だ。

記念対局は藤田初段がわずかなハンディをもらう「定先(じょうせん)」で打たれた。余八段の厳しい攻めに対し、藤田初段が好手を放つ場面もあったが、やがて「負けました」と投了した。

余正麒八段(左)との記念対局に臨む藤田怜央初段=2日午後、大阪市中央区の関西棋院(恵守乾撮影)
余正麒八段(左)との記念対局に臨む藤田怜央初段=2日午後、大阪市中央区の関西棋院(恵守乾撮影)
余正麒八段(手前)との記念対局に臨む藤田怜央初段=2日午後、大阪市中央区の関西棋院(恵守乾撮影)
余正麒八段(手前)との記念対局に臨む藤田怜央初段=2日午後、大阪市中央区の関西棋院(恵守乾撮影)

大勢の報道陣の姿に少し恥ずかしそうにしていた藤田初段。記者から「余八段は強かった?」と問われるとうなずいたが、余八段は「9歳と思えないほどの実力で、読みがしっかりしていた。将来が楽しみ」と話した。藤田初段の師匠、星川拓海(たくみ)五段(39)は「トップ棋士相手に堂々と戦った。いい経験になった」と講評した。

余正麒八段との記念対局を前に免状を授与された藤田怜央初段=2日午後、大阪市中央区の関西棋院(恵守乾撮影)
余正麒八段との記念対局を前に免状を授与された藤田怜央初段=2日午後、大阪市中央区の関西棋院(恵守乾撮影)

藤田初段は、関西棋院が将来有望な人材を採用するため4月に新設した「英才特別採用規定」の適用第1号。試験対局や棋譜審査を経て7月に合格した。

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