上野愛咲美女流立葵杯、女流本因坊戦にも挑戦、藤沢と頂上対決再び

囲碁の第41期女流本因坊戦の挑戦者決定戦で、上野愛咲美女流立葵杯(右)は加藤千笑二段を破り五番勝負へ
囲碁の第41期女流本因坊戦の挑戦者決定戦で、上野愛咲美女流立葵杯(右)は加藤千笑二段を破り五番勝負へ

囲碁の第41期女流本因坊戦の挑戦者決定戦が1日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、上野愛咲美(あさみ)女流立葵杯(20)が加藤千笑(ちえ)二段(20)を破り、2期ぶりの五番勝負進出を決めた。上野女流棋聖は今期、23人による本戦トーナメントで小林泉美七段や鈴木歩七段、仲邑菫二段を下してきた。

敗れた加藤二段は、プロ5年目で初のタイトル挑戦を逃した。

3連覇がかかる藤沢里菜女流本因坊(23)とのシリーズは、10月4日に開幕する。3期ぶりの女流本因坊返り咲きを目指す上野女流立葵杯は「前期は本戦(トーナメント)で負けて悲しかった。里菜先生と打てるのがうれしい」と語った。

今年に入り女流棋聖を防衛した上野女流立葵杯は、女流国際棋戦SENKO CUPで優勝。日本に初の世界一をもたらした。昨年は女流名人戦と女流立葵杯で藤沢女流本因坊の前に屈したが、今年6月の女流立葵杯では藤沢女流本因坊に勝利している。昨年54勝(25敗)をあげ、女性で初めて約480人いる棋士のなかで最多勝・最多対局になった上野女流立葵杯は、今年も8月末まで37勝(14敗)と勝利数でトップに立っている。

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