真剣に遊びを楽しむ 佐々木蔵之介、地元・京都でトークショー

俳優の佐々木蔵之介=東京都千代田区(三尾郁恵撮影)
俳優の佐々木蔵之介=東京都千代田区(三尾郁恵撮影)

「歌や踊りをやるんじゃないんですが、ひとり芝居やコント的なものをお見せしたい。面白いものになるよう、いろいろ考えています」-。舞台、映画、ドラマなどジャンルを超えて活躍する京都出身の実力派俳優、佐々木蔵之介による「蔵之介が京都にやって来た!」と題した6年ぶりのディナーショーが25日、ホテル「ハイアットリージェンシー京都」(京都市東山区)で開催される。

違った一面を見てもらいたい

「以前やったショーでは、うどんの生地を足で踏んでこね、それを皆さんにふるまったりしました。節分の時季には、赤鬼のコスプレで登場し、豆まきをしてもらったり…。演劇やドラマ、映画とは違う僕の一面を見ていただくのが楽しい。芸術性はないかもしれませんが、〝真剣〟な遊びにしたい。来ていただいて、ぜひ面白がってもらいたいです」

撮影・三尾郁恵
撮影・三尾郁恵

実家は京都・洛中の造り酒屋。3兄弟の次男だが、家を継ぐつもりで神戸大学農学部で醸造学を学んだ。大学卒業後も、将来の家業に役立てようと大阪の広告代理店でサラリーマンの経験を積んだが、芝居の道に進んで多数の作品に出演し、存在感ある俳優となった。

故郷の京都について「冬は寒ければ寒いほどいい酒ができる、と子供の頃から家の手伝いをしていました。一方、夏はゆっくりしていて、祇園祭があり、夏休みがあって各町内の地蔵盆、そして五山の送り火…と楽しい記憶がある」と振り返る。

京大進学者が多いことで知られる名門・洛南高校の出身。「毎年正月に同級生と集まるんですが、『高校時代は暗黒やったなー』と笑い合うんです。周りはみんな勉強できるし、当時は男子校で校則も厳しく、部活もしない鬱屈した高校生でした。あの3年間でいろいろと自分の中にためこみ、それが今弾けてるって思います(笑)」

ささき・くらのすけ 昭和43年2月4日、京都市生まれ。平成2年、神戸大学の学生らによる劇団「惑星ピスタチオ」の旗揚げ公演に参加し、退団まで看板俳優として活躍。12年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)の「オードリー」で注目され、21年にTBS系の刑事ドラマ「ハンチョウ~神南署安積班~」に主演するなど、舞台から映像まで幅広く出演している。
ささき・くらのすけ 昭和43年2月4日、京都市生まれ。平成2年、神戸大学の学生らによる劇団「惑星ピスタチオ」の旗揚げ公演に参加し、退団まで看板俳優として活躍。12年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)の「オードリー」で注目され、21年にTBS系の刑事ドラマ「ハンチョウ~神南署安積班~」に主演するなど、舞台から映像まで幅広く出演している。

主演ドラマに舞台に

秋以降の活動も注目だ。30日深夜から3夜連続で、京都を舞台にした父と娘の心温まる交流を描く主演ドラマ「ミヤコが京都にやって来た!~ふたりの夏~」(朝日放送テレビ)が放送される。

11月から12月にかけ、東京芸術劇場(東京都豊島区)で今年生誕400年の仏の劇作家、モリエール原作の「守銭奴 ザ・マネー・クレイジー」に主演。ルーマニアの鬼才、シルヴィウ・プルカレーテ演出で、ドケチなオヤジを演じる。

また、来年1月には、古美術品を巡る人間の欲を描くシリーズ3作目の主演映画「噓八百 なにわ夢の陣」の公開も予定されている。

「役者の仕事って、極論を言えば、ずっと噓ついているわけじゃないですか。でも、その中に真実があり、人間の想像力がある。僕にとって苦しまなくて済む仕事ってないんですが、キツイ、できるかなって思っても、笑いながらそれを楽しんでいきたい」と言い切る。

今回のショーは産経新聞社オリジナル企画。SSとSは売り切れ、残席はAのみ。問い合わせは、産経新聞新プロジェクト本部(03・3275・8834)。

産経新聞社主催「6年ぶり!蔵之介が京都にやって来た!」


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