富士急ハイランド、またドア閉め忘れ

富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)は31日、ヘリコプターに模した乗り物が、高さ7メートルまで上昇するアトラクション「ハロルドのスカイパトロール」で、係員の閉め忘れによって、ドアが開いた状態で運転するトラブルが起きたと発表した。昨年11月には大観覧車のドアが開いたまま1周する重大なトラブルを起こし、改善に取り組んでいたが、再び同様の事態を引き起こした。

ハイランドによると、31日午前、親子2人が乗車した機器で、客がベルトを締めたものの、係員がドアを閉め忘れ、そのまま上昇した。途中で地上でみていた客の家族がスタッフに通報し、ドアが開いていることを確認。即座に運行停止ボタンを押し、機器は降下した。客にけがはなく、落下物もなかった。

当面は、安全にかかわる設備点検や営業マニュアルの再確認が取れるまで、同アトラクションの営業を休止するという。

ハイランドでは、昨年8月にジェットコースター「ド・ドドンパ」の乗客で人身事故が相次いでいることが判明。それを受け、大学教授などの専門家による第三者委員会によるハイランド全体の総合的な安全対策の刷新を進めてきた。しかし、昨年11月に大観覧車のドア閉め忘れが発生したのに続き、今回、同様のトラブルが起き、信頼回復はまた遠のいた状況だ。

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