竹島を考える歴史研究を重視せぬ日本 「情報戦」を戦えるのか2022/8/28 01:00下條 正男有料プラン記事国際朝鮮半島政治政策地方中国・四国島根コラムその他竹島を考える反応「竹島はわが領土」と訴える島根県竹島資料室の看板韓国の国策研究機関「東北アジア歴史財団」が昨年末、『資料が語る歴史の真実―我(わ)が領土独島(トクト)(竹島の韓国側呼称)』と題する動画を公開した。それは「鬱(うつ)陵(りょう)島から眺める独島」に始まり、「日本の領土侵奪と大韓帝国の対応」で終わる5本の映像である。だが、その中で竹島を韓国領とする証拠にされた資料(文献)には、どれも証拠能力がないのである。それは韓国側と論争した際に、島根県竹島問題研究会が論破した文献だからである。それを、今さら臆面もなく論拠としたのはなぜだろうか。「反論されない」見解