車爆発、狙いは思想家の娘 ロシア捜査当局

テレビ局のスタジオで座るアレクサンドル・ドゥーギン氏=2016年8月、モスクワ(AP=共同)
テレビ局のスタジオで座るアレクサンドル・ドゥーギン氏=2016年8月、モスクワ(AP=共同)

ロシアの民族主義的思想家ドゥーギン氏の娘ダリア氏が車の爆発で死亡した事件で、タス通信は22日、ドゥーギン氏ではなくダリア氏の殺害を狙った犯行だったとの捜査当局者の見方を伝えた。

捜査当局者は、20日にモスクワ郊外で起きた車の爆発は遠隔操作で行われたと指摘。「実行犯が車内にドゥーギン氏がいないことを知っていたのは明らかだ」と述べた。

ロシア連邦保安局(FSB)は22日、犯行はウクライナ情報機関によるもので、実行犯のウクライナ人の女は7月下旬にダリア氏と同じ建物の部屋を借りて住み、動向を監視していたと明らかにしていた。ジャーナリストのダリア氏は、ロシアのウクライナ侵攻を支持する発言を繰り返していた。

ドゥーギン氏はプーチン大統領の政策に影響を与えたともいわれ、20日はダリア氏と共にイベントに参加。同じ車で帰宅する予定を急きょ変更し、別の車に乗ったため難を逃れた。このためドゥーギン氏を狙った犯行との見方が出ていた。ウクライナ当局者は関与を否定している。(共同)

ロシア思想家の娘死亡 プーチン氏に影響、車爆発

思想家の娘爆殺、露「ウクライナが計画実行」

会員限定記事会員サービス詳細