渋谷母子刺傷 容疑の少女「人通りの少ないところを探した」

送検のため警視庁原宿署を出る中学3年の少女を乗せた車両=22日午前8時47分
送検のため警視庁原宿署を出る中学3年の少女を乗せた車両=22日午前8時47分

東京都渋谷区円山町の路上で母娘が刃物を持った少女に襲われた事件で、殺人未遂容疑で逮捕された埼玉県戸田市の中学3年の少女(15)が「人通りの少ないところを探した」と供述していることが22日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁少年事件課は通り魔事件を実行できる場所を探していたとみて、詳しい犯行の経緯や動機を調べている。

少女は20日夜、京王井の頭線神泉駅近くで母娘を包丁で襲った。捜査関係者によると、少女は母親に「塾に行く」と告げて自宅を出て、昼過ぎに電車でJR新宿駅に向かったと説明。犯行場所を歩いて探しながら新宿駅から約3・5キロ離れた現場にたどり着いたという。

現場の犯行時間帯は、人通りが少なく、狙われた杉並区の母娘は帰宅しようと神泉駅に向かっていた際に襲われた。少女と面識はなく、母親(53)は「50~100メートル付けられていたようだ」と話している。

一方、少女は犯行に使った包丁のほか、ナイフ2本をポケットに所持。いずれも自ら購入するなどして準備したとみられる。少女は「自分が、母親のきつい性格に似てきたことに気づき母親を殺す予行演習をしようと思い2人を刺した。死刑になりたかった」と供述しているという。

少年事件課は22日、少女を送検した。

渋谷で母子が刃物で襲われる 通り魔か、殺人未遂容疑で女逮捕 警視庁

逮捕の少女は埼玉の中3 渋谷で母娘を殺人未遂容疑

会員限定記事会員サービス詳細