個人情報1万件超開示 LINE 警察に5年間で

LINE(ライン)ロゴ=東京都千代田区(萩原悠久人撮影)
LINE(ライン)ロゴ=東京都千代田区(萩原悠久人撮影)

LINE(ライン)が犯罪捜査に協力するため、警察など捜査機関に開示した利用者の個人情報は、平成29年から令和3年までの5年間で計約1万1千件に上ることが20日、LINEの公表資料から分かった。

LINEの「透明性リポート」によると、裁判所の令状に基づき捜査機関に開示した個人情報は令和3年に2393件になった。平成29年は1909件だったが、令和元年は2269件、2年は2246件と増加傾向にある。

個人情報は利用者の電話番号やメールアドレス、やりとりをした相手や日時などの通信履歴、スマートフォンやパソコンのインターネット上の住所に当たるIPアドレスなどだ。

これとは別に、令状に基づかない捜査関係事項照会と呼ばれる情報提供は5年間で416件あった。自殺予告など人命保護の必要がある際も令状なしに情報を開示したケースもあった。

LINEは「基準は公開しており、個人情報は厳重に管理している」とコメントしている。

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