カルビーVSロッテ、「おかしな」対決が実現 ハロウィーンをテーマにレシピ人気投票

「じゃがお」と「コアラのマーチくん」がコラボした「コアラのマーチ」のパッケージ(カルビー提供)
「じゃがお」と「コアラのマーチくん」がコラボした「コアラのマーチ」のパッケージ(カルビー提供)

カルビーとロッテがハロウィーン商戦に向けて、交流サイト(SNS)を舞台に対決する。両社をそれぞれ代表するキャラクターの「じゃがお」と「コアラのマーチくん」(通称・マーチくん)がツイッターでオリジナルレシピを提案し、投票で勝者を決める。これまで両社は持ち味を掛け合わせたコラボ商品を次々と発売してきたが、今回は消費者参加型の企画で一層注目を集めたい考え。SNSを活用したキャンペーンの展開で、ハロウィーン需要を取り込む狙いもある。

共同研究で「甘じょっぱい」味を実現

両社は菓子市場をリードするが、大手メーカー同士がレシピを競い合うのは珍しい。

カルビーはスナック、シリアルカテゴリーで高いシェアを誇り、ロッテはガム、チョコレート、キャンディー、ビスケット、アイス事業を持つ。得意分野は異なるが、菓子の新たな価値を創造することを目指した「おかしな研究所」を令和2年4月に共同設立した。

カルビーの「じゃがりこ」の姉妹品「とうもりこ」「さつまりこ」とロッテの「トッポ」を組み合わせたり、ブルーベリーガムや梅ガムの味がするポテトチップスを開発したりするなどユニークな試みを展開。ロッテの「甘い菓子」とカルビーの「しょっぱい菓子」を掛け合わせた「甘じょっぱい」味を実現させた。

ハロウィーンをテーマにしたカルビーとロッテのコラボ商品(カルビー提供)
ハロウィーンをテーマにしたカルビーとロッテのコラボ商品(カルビー提供)

カルビーが今月22日に、ロッテが23日にそれぞれ発売する第6弾商品はハロウィーンがテーマ。仮装したじゃがおとマーチくんがパッケージでコラボした「かっぱえびせん」「じゃがりこ」「コアラのマーチ」「パイの実」など計8品を用意する。

ハロウィーンをテーマにしたカルビーとロッテのコラボ商品(カルビー提供)
ハロウィーンをテーマにしたカルビーとロッテのコラボ商品(カルビー提供)

ダジャレ応酬、レシピでもバトル

じゃがおはパッケージで商品に合わせ、「はじめマーチて!」「たのしさいっパイ!」などと得意のダジャレを連発。マーチくんも、ハロウィーンの決まり文句「トリック オア トリート!」(お菓子をくれないといたずらするぞ!)に引っ掛けて「トリッコ アラ トリート!」と応戦する。

新商品の発売に合わせ、じゃがおは「あまじょっパピザ」、マーチくんは「あまじょっパフェ」のレシピをツイッターで提案。投票で勝者を決めるキャンペーンも実施する。

カルビーとロッテはレシピの人気を競い合う投票キャンペーンを実施する(カルビー提供)
カルビーとロッテはレシピの人気を競い合う投票キャンペーンを実施する(カルビー提供)

おかしな研究所のアカウントをフォローし、作ってみたいレシピに「RT(リツイート)」や「いいね」で投票すると、抽選で50人に両社商品のハロウィーンパッケージ詰め合わせが当たる。期間は今月23日午前9時~9月1日午後11時59分。

近年は新型コロナウイルス禍の影響もあり、自宅でハロウィーンを楽しむ傾向が強まる。両社の「おかしな」バトルで商戦が盛り上がるか注目される。(宇野貴文)


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