3回接種で発症リスク半減 ワクチンBA・5にも効果

お盆の帰省ラッシュ。マスク姿の乗客で混雑するJR新大阪駅の新幹線ホーム=11日、大阪市淀川区(安元雄太撮影)
お盆の帰省ラッシュ。マスク姿の乗客で混雑するJR新大阪駅の新幹線ホーム=11日、大阪市淀川区(安元雄太撮影)

国内で新型コロナウイルスワクチンを3回接種した人は接種していない人に比べ、オミクロン株の派生型「BA・5」に感染して発症するリスクが54~65%減少するとの分析結果を国立感染症研究所が19日までにまとめた。2回接種から時間が経過すると有効性は下がったが、3回目の追加接種で上昇することが確かめられた。

季節性インフルエンザワクチンでは40~60%程度とされ、免疫から逃れる性質を持つとされるBA・5でもほぼ同じ水準となった。感染研の鈴木基・感染症疫学センター長は「追加接種をすれば高い効果が得られる。まだ3回目接種をしていない人は受けてほしい」としている。

調査は、BA・5への置き換わりが進んだ今年7月に、関東地方の医療機関で実施した。発熱外来を受診した人を対象に、ワクチンの接種歴などに基づいて1500人あまりのデータを解析。接種による発症リスクを減らす効果(発症予防効果)を比べた。

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