米台経済協議の交渉開始へ 秋に会合、IPEF代替

台湾の蔡英文総統=3日、台北(総統府提供・共同)
台湾の蔡英文総統=3日、台北(総統府提供・共同)

米通商代表部(USTR)は17日、台湾と経済分野の連携を強化するための協議体「21世紀の貿易のための米台イニシアチブ」で、貿易円滑化や農業など、それぞれの協議分野について交渉を始めることで合意したと発表した。「秋の早い時期」に1回目の交渉会合を開くとしている。

協議体は6月に発足し、すでに協議の工程などを話し合う初会合を開いている。台湾はインド太平洋経済枠組み(IPEF)への参加を希望していたが、実現していない。協議体の交渉分野はIPEFと重なっており、代替する位置付けとみられている。関税の削減は協議しない見通しだ。

USTRは分野ごとの目標を公表。貿易円滑化では手続きのデジタル化や透明性の確保などを掲げた。農業では、食料安全保障での協力や科学に基づく政策決定を通じて貿易の促進を目指す。(共同)

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