ピザハットが「ごはんピザ」開発 小麦高騰を受け国産米100%のライス生地を使用

「ごはんピザMY BOX」(日本ピザハット・コーポレーション提供)
「ごはんピザMY BOX」(日本ピザハット・コーポレーション提供)

宅配ピザチェーン「ピザハット」を運営する日本ピザハット・コーポレーションが、国産米100%のライス生地を使用した「ごはんピザ」を新たに開発した。小麦価格の高騰を受け、国内自給率が高く、安定的に確保できる国産米に着目した。低迷する米需要の拡大にも貢献したい考え。一部を除く全国のピザハットで8月22日に発売する。

「ごはんピザ」は直径約7・5cmのライス生地に、ゴーダチーズ、トッピング、ソースを載せて、オーブンで焼き上げている。開発段階では、日米欧をイメージした具材とソース、ライス生地の組み合わせを考案、30種以上の具材候補から絞り込み、最終的に全9種のごはんピザを作り上げた。

店頭では、ごはんピザ3種とハットフライポテト、ナゲット2個を箱詰めにした一人用のピザセット「ごはんピザMY BOX(マイボックス)」として売り出す。

「ごはんピザMY BOX」の各内容(日本ピザハット・コーポレーション提供)
「ごはんピザMY BOX」の各内容(日本ピザハット・コーポレーション提供)

和風、欧風、米国風の3種類があり、和風セットは「焼肉牛カルビ」「てりやきチキン」「明太マヨしょうゆ」、欧風セットは「イベリコ豚とバジル」「海老とオマールソース」「ミラノ風ソーセージ」、米国風セットは「ガーリックシュリンプ」「バーベキューポーク」「ペパロニラバー」を組み合わせている。価格はデリバリーが税込1350円、持ち帰りが1000円。

同社広報担当者によると、「今回はトライアルの意味もあり、気軽に楽しんでもらうために一人用で始める。販売動向を踏まえて、要望があれば家族向けも検討したい」という。

小麦をめぐっては、ロシアによるウクライナ侵攻などの影響で世界的な供給不安が払しょくできず、相場が高止まりしている。こうした中、代替材料として米粉を使ったパンや麺類の販売が広がっており、「ごはんピザ」は新たな提案として注目される。

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