日中高官が7時間会談 台湾めぐり協議 対話継続で一致

秋葉剛男国家安全保障局長、中国の楊潔篪共産党政治局員
秋葉剛男国家安全保障局長、中国の楊潔篪共産党政治局員

秋葉剛男国家安全保障局長は17日、中国・天津を訪問し、外交担当トップの楊潔篪(ようけつち)共産党政治局員と会談した。緊張が高まる台湾情勢について意見交換した。同時に「建設的かつ安定的な日中関係」の構築に向け、対話を継続することで一致した。会談は計7時間に及んだ。

日本政府によると、秋葉氏は台湾情勢について日本の立場を明確に伝えた。中国軍が台湾周辺で行った軍事演習で日本の排他的経済水域(EEZ)に弾道ミサイルを着弾させたことに抗議し、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調したとみられる。ウクライナや北朝鮮情勢も協議した。

両氏はまた、建設的かつ安定的な関係構築を目指すとの日中両首脳間の合意を踏まえ「双方の努力で実現する必要がある」との認識を確認。重層的な意思疎通の重要性でも一致した。

政府によると、日本の国家安全保障局長と楊氏の対面会談は約2年半ぶり。

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