「木材高騰で経営悪化」 住宅建築装い9千万円詐取

大阪府警本部=大阪市中央区
大阪府警本部=大阪市中央区

大阪府警柏原署は18日、住宅を建築するように装って顧客から計約9400万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で、不動産仲介会社「グレースホーム」(柏原市)の代表取締役曽谷利満容疑者(66)=住所不定=を逮捕、追送検し、捜査を終結したと明らかにした。

署によると曽谷容疑者は「ウッドショック(木材価格の高騰)で経営が悪化し、資金を得るためにやった」と容疑を認めている。木材は新型コロナウイルス禍からの経済再開で需要が増え、供給難から価格が高騰した。

逮捕、追送検容疑は2020年2月~22年2月、住宅を建てるつもりがないのに「建築会社に支払う預り金だ」などとうそを言って、男女5人から建築費や土地代として金銭を詐取した疑い。

22年2月、曽谷容疑者と連絡が取れなくなった被害者が署に申告し、発覚。大阪地検堺支部が5月、詐欺罪で起訴した。

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