知床の沈没現場周辺で捜索 北海道警、発生4カ月を前に

海面上までつり上げられた観光船「KAZU Ⅰ」=5月、北海道斜里町沖
海面上までつり上げられた観光船「KAZU Ⅰ」=5月、北海道斜里町沖

北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故から4カ月になるのを前に、道警は18日、現場周辺で行方の分からない12人を捜索した。当初は23日ごろに予定していたが、14日に半島先端近くの海岸で頭部の骨や衣類などが見つかったことを受け、早めた。捜索は20日まで。道警の担当幹部は取材に「乗客乗員の家族のためにも、何か手掛かりをつかめるように一生懸命捜索したい」と力を込めた。

道警によると、約25人態勢でカムイワッカの滝から知床岬灯台までの半島西側の海岸線を中心に徒歩や航空機で捜索。ヒグマに遭遇する危険があるためこれまでは上陸できなかったが、地元のハンターが同行。20日には潜水士が水中を捜索する。

事故は4月23日に発生。乗客乗員26人のうち、これまでに乗客14人の死亡が確認され、12人が行方不明となっている。

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