中国、尖閣や台湾で漁解禁 敏感海域「向かう」漁師も

16日、祥芝中心漁港を出港する中国漁船=中国福建省石獅市(共同)
16日、祥芝中心漁港を出港する中国漁船=中国福建省石獅市(共同)

中国が沖縄県・尖閣諸島周辺や台湾海峡を含む東シナ海で設けた禁漁期間が16日に明け、福建省石獅市では大量の漁船が出港した。当局は「敏感な海域」での操業を厳しく禁じ、警察も警戒。だが好漁場を目指して台湾方面や尖閣に向かうという漁師もいる。日本や台湾との摩擦が強まる恐れもある。

台湾対岸にある石獅市の祥芝中心漁港では正午(日本時間午後1時)、中国国旗をなびかせた漁船が爆竹を鳴らして次々に沖を目指した。

16日、爆竹の煙を上げながら出港する中国漁船=中国福建省石獅市の祥芝中心漁港(共同)
16日、爆竹の煙を上げながら出港する中国漁船=中国福建省石獅市の祥芝中心漁港(共同)

台湾海峡は8月上旬のペロシ米下院議長の訪台以降、中国の軍事演習などで緊張が高まる。漁師らによると、今年は台湾海峡の中間線を越えてはならないと例年以上に当局が強く指導。50代の漁師は「両岸(中台)関係が悪いので行く人は少ないだろう」と話した。(共同)

16日、中国国旗をなびかせて出港する中国漁船=中国福建省石獅市の祥芝中心漁港(共同)
16日、中国国旗をなびかせて出港する中国漁船=中国福建省石獅市の祥芝中心漁港(共同)


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