絶滅危惧種の海鳥ひな誕生 海遊館のエトピリカ

海遊館で誕生した絶滅危惧種の海鳥「エトピリカ」のひな=15日、大阪市港区(同館提供)
海遊館で誕生した絶滅危惧種の海鳥「エトピリカ」のひな=15日、大阪市港区(同館提供)

大阪市港区の水族館「海遊館」で絶滅危惧種の海鳥「エトピリカ」のひな1羽が生まれ、すくすくと育っている。孵化(ふか)した際の体重は54・7グラム。親鳥から餌をもらって元気に成長しているという。水槽内の巣穴で親鳥と過ごしているが、10月ごろには親鳥から離れ、2~3年かけて成鳥になる見込み。

親鳥が卵を抱いているのを飼育員が7月2日に確認し、8月12日に孵化した。

エトピリカはオレンジ色の大きなくちばしが特徴で、米国やロシアなど北太平洋の亜寒帯に生息。島や海岸の崖で巣穴を掘って集団で営巣する。国内では北海道の一部でのみ繁殖が確認され、環境省の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)では「ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの」に指定されている。

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