台湾「威嚇受け入れず」 駐米代表ら制裁に強く反発

台湾・外交部の欧江安報道官(田中靖人撮影)
台湾・外交部の欧江安報道官(田中靖人撮影)

台湾外交部(外務省に相当)の欧江安報道官は16日の定例記者会見で、中国共産党がペロシ米下院議長の訪台を巡り、台湾の駐米代表部に相当する台北駐米経済文化代表処の蕭美琴代表ら7人をかたくなな「台湾独立」勢力として制裁すると発表したことに対して「威嚇を決して受け入れない」と述べ、強く反発した。米超党派議員団訪台への対抗措置とする中国による軍事演習の即時停止も求めた。

中国はペロシ氏が2~3日に訪台して以降、軍事演習のほか、台湾産の農水産物の輸入停止や米中間の軍事分野の対話停止、ペロシ氏への制裁決定など対抗措置を相次ぎ打ち出した。

欧氏は、中国が米民主党のマーキー上院議員率いる超党派の議員団訪台に対し実施した軍事演習を「野蛮に地域の安定を破壊した」と強く非難。中国の軍事的な脅威に「毅然(きぜん)と対処し、わが国の主権と安全を断固として守る」と強調した。(共同)

会員限定記事会員サービス詳細