九州学院の2年生エースが完封 ゴロ量産「自分優位だった」

【九州学院-国学院栃木】 九州学院の2年生エースの直江が4安打完封勝利を収めた=8月16日、甲子園(水島啓輔撮影)
【九州学院-国学院栃木】 九州学院の2年生エースの直江が4安打完封勝利を収めた=8月16日、甲子園(水島啓輔撮影)

16日に甲子園球場で行われた全国高校野球選手権大会第11日の第2試合。九州学院の2年生エースの直江が緩急自在の投球でゴロを打たせ、前年王者の智弁和歌山を破った国学院栃木を4安打に抑えて完封した。27個のアウトのうち、犠打1つを含めてゴロのアウトが18個。「ストライク先行でいけたので、相手が手を出してくれた。自分優位に進められた」。マイペースな性格という右腕は、冷静に試合を振り返った。

球速140キロを超えるストレートにカーブ、スライダー、チェンジアップなど、どの球種でもカウントがとれ、勝負球にもなった。序盤はカーブを多めに投げ、ストレートの球速を際立たせる配球も見せた。

2回戦の帝京五(愛媛)戦でも先発。7回を投げたが、初めての甲子園の雰囲気にのまれ、三回までに4点を失う、ふがいない投球。これを打線が19安打14得点と大爆発して救ってくれた。この日は一回に先制したが、その後は両チーム無得点の我慢比べ。味方のエラーがらみで走者を得点圏に背負う場面もあったが「前回は野手に助けてもらった。今度は自分が…」と踏ん張った。

平井監督は「直江がよく投げてくれたのが第一の勝因」とたたえた。次はベスト4をかけた戦い。背番号1は「今日のような投球ができれば、どこも抑えられる」と自信を深めた様子だった。(鮫島敬三)

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