京都五山送り火 3年ぶりに全面点火

「五山送り火」で火がともされた「大」の文字。3年ぶりにすべての火床に点火する形で行われ、多くの見物客が見守った =16日午後、京都市(渡辺恭晃撮影)
「五山送り火」で火がともされた「大」の文字。3年ぶりにすべての火床に点火する形で行われ、多くの見物客が見守った =16日午後、京都市(渡辺恭晃撮影)

お盆に迎えた先祖の霊を送り出す古都の伝統行事「京都五山送り火」が16日、京都市街を囲む山々で行われた。今年は3年ぶりにすべての火床に点火する従来の形で実施。鴨川沿いなど市内各所で市民や観光客らが夜空を焦がす炎を眺め、去り行く夏を惜しんだ。

開始直前に強い雨風のあいにくの天気に。最初に灯される予定だった「大文字」が10分遅れたものの、午後8時過ぎから次々と点火され、「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の火文字も市街地を囲む山々に浮かび上がった。

過去2年は新型コロナウイルスの影響で見物客の密集を避けるため、火床を大幅に減らし、形がはっきり分からないようにしていた。

五山送り火、京の夜彩る 3年ぶり全面点火へ万全期す

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