みずほ銀にマイナス金利 国債市場の運用難で 9000億円適用

みずほ銀行の看板=東京都新宿区(佐藤徳昭撮影)
みずほ銀行の看板=東京都新宿区(佐藤徳昭撮影)

みずほ銀行が日銀に預けている当座預金のうち、約9千億円にマイナス金利が適用されることが16日、日銀の公表資料などで分かった。適用期間は7月16日~8月15日。国債市場での資金運用が難しくなり、手数料のかかる日銀の口座に預けておかざるを得なくなった。他のメガバンクもマイナス金利の適用に追い込まれる可能性がある。

日銀のマイナス金利は、銀行が日銀に預ける当座預金の残高が一定額を超えた場合、超過分に0・1%の手数料が課される仕組み。メガバンクでは昨年12月中旬からの1カ月間、三菱UFJ銀行に適用された例がある。

銀行は融資にまわさない資金の一部を国債などで運用してきた。欧米の相次ぐ利上げを受けて、日銀も金融政策を変更するとの思惑から長期国債の運用リスクが高まり、資金が短期国債市場へ流入。最近は金利低下により運用利回りがマイナス0・1%を下回る水準で推移し、日銀に手数料を支払うよりも悪い状況が続いていた。

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