クリミアの露軍施設で再び爆発 2人が負傷

16日、ウクライナ・クリミア半島のロシア軍弾薬庫で爆発後に上がる煙(タス=共同)
16日、ウクライナ・クリミア半島のロシア軍弾薬庫で爆発後に上がる煙(タス=共同)

ロシアによるウクライナ侵攻で、露国防省は16日、ロシアが2014年に併合したウクライナ南部クリミア半島の弾薬庫で同日朝に爆発が起き、原因を調査していると発表した。露側が創設した「クリミア共和国」のアクショーノフ首長によると、爆発で民間人2人が負傷した。タス通信が伝えた。ウクライナメディアは、同国側による攻撃の可能性があると伝えた。

クリミアでは9日にも西部のサキ空軍基地で爆発が発生。露国防省は事故だと主張したが、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は同国側による攻撃だった可能性を示唆していた。英国防省はこの爆発で少なくとも8機の露軍戦闘機が破壊されたと分析した。

一方、ウクライナ最高会議(議会)は15日、侵攻後に発令された戒厳令と国家総動員令を11月21日まで延長する法案を承認した。徴兵対象となる男性の出国が制限される。法案はゼレンスキー大統領が今月12日に議会提出。戦況が膠着(こうちゃく)する中、ウクライナはさらなる長期戦に備えた形だ。

ウクライナ東部ではドネツク州などで16日も戦闘が続いた。

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