遺失物133件を警察に届けず 千葉県循環器病センター

千葉県循環器病センター(市原市鶴舞)は15日、平成22年度以降に敷地内で拾得した患者らの遺失物計133件を警察署に提出せず、保管していたと発表した。持ち主が警察署に届け出ても返還できない不適切な状態が長年続いた形で、センターは謝罪。「心当たりがあれば連絡を」と呼び掛けている。

センターによると、保管していたのは現金計11万8699円のほか、▽通帳やカード類(16件)、携帯電話やカメラ(5件)、鍵(15件)などさまざまで、持ち主が不明なものを事務局で管理していた。

25年度までは警察署に届け出た場合もあったが、翌26年度以降は届け出ず、台帳に記載して収納ボックスなどに保管。センターは「コンプライアンス意識が欠如していた。適切な事務引き継ぎもなかった」と説明している。

今年7月27日に事務局員が「拾得物の管理が適切でない」などと上司に相談して発覚。現在は市原署と協力しながら持ち主への返還作業を進めている。

問い合わせはセンター事務局(0436・88・3111)。平日午前8時半~午後5時15分。

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