ロシアが砲撃、原発職員死亡 欧州最大ザポロジエ、重大事故懸念強まる

4日、ウクライナ南部のザポロジエ原発の近くで警戒にあたるロシア側兵士 (ロイター)
4日、ウクライナ南部のザポロジエ原発の近くで警戒にあたるロシア側兵士 (ロイター)

ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原発があるエネルゴダール市のオルロフ市長は14日、ロシア軍が同日、原発付近を少なくとも6回砲撃したと非難し、原発職員1人が死亡、数人がけがをしたと通信アプリで明らかにした。

欧州最大の原発、ザポロジエ原発を巡っては、8月に入り攻撃が激化しており、国際社会は重大な事故につながりかねないと懸念を強めている。ロシアとウクライナは、双方が相手の攻撃だと主張している。

一方、ロシアが制圧した南部ヘルソン州ではウクライナの反撃が継続。ウクライナ軍は14日、州内を流れるドニエプル川に架かり、補給路としてロシア側が重視するアントノフ大橋を再び攻撃したと表明した。これまでに州内の別の橋も損傷させており「ロシアが重装備の補給に利用していた常設インフラを全て破壊した」と強調した。

ロシア軍がヘルソン州で部隊を増強しているとの情報もあり、攻防が激化する可能性がある。ウクライナのベレシチューク副首相は14日、住民に改めて避難を要請した。(共同)


会員限定記事会員サービス詳細