仙台育英「伸び伸び野球」で逆転 継投4人で明秀日立かわす

【仙台育英-明秀学園日立】三回、山田のスクイズで生還する仙台育英の古川=15日、甲子園
【仙台育英-明秀学園日立】三回、山田のスクイズで生還する仙台育英の古川=15日、甲子園

第104回全国高校野球選手権大会第10日の15日、宮城県代表の仙台育英は第1試合で明秀学園日立(茨城)と対戦、5-4で逆転勝ちし、3年ぶりのベスト8進出を決めた。二回に先制されて以降、終始リードを許す苦しい展開となったが、2点を追う七回、連続安打を足掛かりに3点を挙げ、一気に逆転した。準々決勝は第12日第1試合で愛工大名電(愛知)と対戦する。

2-4とリードを許す中、絶好のチャンスが七回にやってきた。仙台育英は1番・橋本、2番・山田が連続で左前打を放ち、出塁。続く3番・秋元の四球で無死満塁と攻め立てた。

1死後に5番・尾形、6番・遠藤が押し出し四球を連続で選び、4―4の同点に。続く7番・岩崎が中堅にフライを放ち、これが決勝の犠飛となった。

投手陣は先発の右腕・湯田から古川、斎藤蓉、高橋と4人が継投。七回、マウンドに立った高橋は「競っている場面で緊張した」というが、明秀日立の強打者に140キロ台の速球で勝負を挑んだ。チームが逆転に成功し、緊張が解けた九回は三者凡退に仕留めた。

須江航監督は「(勝てたのは)ちょっとした運の差だけ」と振り返った上で、「2回戦で選手たちが自信をつけ雰囲気が良かったので、彼らに賭けてみたいと思った。伸び伸びやってくれ、結果も出してくれた。選手のおかげです」と、ナインをねぎらった。

(坂本隆浩)

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