トランプ氏側が機密文書隠蔽か 6月に「全て返却」と説明も、捜索で11件押収

トランプ前米大統領の邸宅マールアラーゴ=10日、フロリダ州パームビーチ(AP=共同)
トランプ前米大統領の邸宅マールアラーゴ=10日、フロリダ州パームビーチ(AP=共同)

複数の米メディアは13日、トランプ前大統領の弁護士が6月、南部フロリダ州の邸宅マールアラーゴから全ての機密文書を引き渡したと司法省に伝えていたと報じた。連邦捜査局(FBI)による今月8日の家宅捜索では最高機密指定を含む11件の機密文書が押収されており、存在を隠していた疑いが浮上した。

ニューヨーク・タイムズ紙によると、トランプ氏の弁護士は6月、マールアラーゴの保管場所にある箱から全ての機密文書を政府側に引き渡したとの書面に署名した。同じ頃、司法省の防諜部門の責任者らがマールアラーゴを訪れ、トランプ氏の弁護士と面談。トランプ氏がホワイトハウスから持ち去った物品が入った箱を確認し、機密文書も回収していた。

FBIは家宅捜索で、物品の保管場所だけでなくトランプ氏の事務所部分も対象とし、20箱以上を押収。弁護士の説明が虚偽であると判断し、異例の強制捜査に踏み切った可能性がある。(共同)

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