維新初の代表選、3氏が立候補届け出

日本維新の会として初の代表選への立候補の届出を行う陣営関係者ら=14日午前、大阪市中央区(矢田幸己撮影)
日本維新の会として初の代表選への立候補の届出を行う陣営関係者ら=14日午前、大阪市中央区(矢田幸己撮影)

日本維新の会の松井一郎代表の後継を決める初の代表選が14日、告示された。足立康史衆院議員(56)と馬場伸幸共同代表(57)、梅村みずほ参院議員(43)の3氏が立候補し、本格的な論戦がスタートした。維新が目標に掲げる「全国政党化」への方策や、今後の党運営の在り方が焦点となる見通し。27日の臨時党大会で新代表が選出される。

立候補には議員や首長ら特別党員586人のうち30人以上の推薦が必要。松井氏や藤田文武幹事長ら党幹部の支援を受ける馬場氏は、国会議員や首長、地方議員など幅広い層から306人の推薦を集めた。足立氏は39人、梅村氏は30人で、いずれも国会議員はいなかった。

3氏は14日、大阪市内でそれぞれ出陣式を開いた後、同市中央区の南海難波駅前で合同の街頭演説会に臨み、支持を訴えた。党運営を巡っては、馬場氏が維新スピリッツの継承を強調し、足立氏は「地方重視」を、梅村氏は女性や若年層への支持拡大を掲げた。

代表選は特別党員と、2年以上党費を納めた一般党員(1万9293人)にそれぞれ一票が与えられる。一票の重みに格差を設けず、最多得票者が新代表に就く。都道府県別の有権者数は大阪府が最も多く、1万2035人。次いで兵庫県(1380人)、東京都(827人)と続く。3氏は今後、各地での街頭演説やオンライン討論会を通じ、有権者らへの浸透を図る。

経済産業省出身の足立氏は平成24年衆院選大阪9区で初当選し4期目。元堺市議の馬場氏は衆院大阪17区選出で足立氏とは同期にあたり、幹事長や共同代表を歴任。梅村氏は、フリーアナウンサーなどを経て令和元年参院選大阪選挙区で初当選した。

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