張本智、全日本王者に競り勝ち4強 卓球ノジマ杯

準々決勝でポイントを奪い、雄たけびを上げる張本智和=トッケイセキュリティ平塚総合体育館
準々決勝でポイントを奪い、雄たけびを上げる張本智和=トッケイセキュリティ平塚総合体育館

卓球の2024年パリ五輪シングルス代表の選考対象となるTリーグ・ノジマカップは13日、神奈川・トッケイセキュリティ平塚総合体育館で開幕し、16人で争う男子は張本智和(琉球)が14日の準決勝進出を決めた。昨夏の東京五輪団体銅メダルの張本智は1回戦で15歳の松島輝空(東京)を4-1で下し、準々決勝では今年の全日本選手権を制した戸上隼輔(明大)に4-3で競り勝った。準決勝では森薗政崇(岡山)と対戦する。

張本智がフルゲームにもつれた全日本王者・戸上との準々決勝をしぶとく制し、4強入りを決めた。3ゲームずつ奪って迎えた最終ゲームは1-5の劣勢。「ハンガリーの試合みたいにならないかな」。7月の世界ツアー、チャンピオンズ欧州サマーシリーズ決勝で林高遠(中国)に0-3から逆転勝ちした記憶を呼び起こし、「チョレイ!」の雄たけびで自身を鼓舞してゲームをひっくり返すと、最後は「何が来ても振る準備はしていた」と鮮やかな3球目攻撃で試合を決めた。「ほっとしている。明日も試合ができてうれしい」と喜びをかみしめた。

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