「天ぷら油に凝固剤入れ加熱」北九州・旦過市場火災

10日夜に発生した北九州市・旦過市場(たんがいちば)の火災で、出火元とみられる店舗の関係者が「使用済みの天ぷら油に凝固剤を入れ、加熱したまま放置していたら炎が上がった」と話していることが13日、捜査関係者への取材で分かった。福岡県警は関係者らから話を聞き、出火に至る詳しい状況を調べる。市消防局は13日、現場を実況見分した。

市消防局によると、10日午後8時55分ごろ、北九州市小倉北区の旦過市場付近の店舗で「天ぷら油に火が入った」と119番があった。複数の建物に燃え移って延焼し、約22時間後の翌11日午後7時ごろに鎮火した。少なくとも約30店舗が焼け、焼損面積は約2千平方メートルに及ぶ見込み。けが人はなかった。

旦過市場では4月にも、42店舗を焼く大規模な火災があった。今回の火災で、昭和14年創業の映画館「小倉昭和館」をはじめ、4月に被害を免れた建物や区画にも延焼した。

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