高野山、参道に5万本の明かり 「ろうそくまつり」3年ぶり開催

高野山の奥の院で開かれた「ろうそくまつり」で、ろうそくに火をともす人たち=13日夕、和歌山県高野町
高野山の奥の院で開かれた「ろうそくまつり」で、ろうそくに火をともす人たち=13日夕、和歌山県高野町

霊場高野山(和歌山県高野町)の奥の院で13日夜、お盆の風物詩「ろうそくまつり」が開かれ、約2キロ続く石畳の参道は参拝者らが手向けた約5万本のろうそくの明かりで埋め尽くされた。新型コロナウイルス感染拡大で中止が続き、開催は3年ぶり。

奥の院は樹齢数百年の杉の巨木がそびえ立つ中に、20万基を超える墓石群が並ぶ高野山の聖地。午後6時ごろから入り口や参道各所でろうそくが配られ、参拝者は幅約3メートルの参道両側に設置された燭台にろうそくを立てて火をともし、先祖の御霊に祈りをささげた。

高野山の奥の院で開かれた「ろうそくまつり」で、ろうそくに火をともす人たち=13日夕、和歌山県高野町
高野山の奥の院で開かれた「ろうそくまつり」で、ろうそくに火をともす人たち=13日夕、和歌山県高野町

ろうそくの光は帯状に連なって巨木や墓石群を淡く照らし、一帯は幻想的な光景となった。和歌山市から夫と訪れた前出美地子さん(80)は「久しぶりに来ました。祖先のいい供養になります」と話した。

主催者側によると、ろうそくは例年約10万本だったが、新型コロナ対策として混雑を避けるため半分にした。

高野山の奥の院で開かれた「ろうそくまつり」で、ろうそくに火をともす子どもたち=13日夕、和歌山県高野町
高野山の奥の院で開かれた「ろうそくまつり」で、ろうそくに火をともす子どもたち=13日夕、和歌山県高野町

会員限定記事会員サービス詳細