収穫前のリンゴ畑が冠水 青森・弘前

冠水状態が続く岩木川堤防内側のリンゴ畑=12日午後、青森県弘前市
冠水状態が続く岩木川堤防内側のリンゴ畑=12日午後、青森県弘前市

大雨の影響で、リンゴの一大産地、青森県弘前市では、畑が冠水する被害が相次いだ。一時氾濫の恐れが高まった岩木川の流域はリンゴ畑が多い。浸水は大きな被害を出した2013年9月の台風並みとなる恐れもあり、県などは収穫や出荷への影響は避けられないとみている。

弘前市などを流れる岩木川流域は土壌が豊かでリンゴの生育に適しているとされ、河川敷に多くのリンゴ畑がある。岩木川は氾濫しなかったが、堤防内側の河川敷にある多くの畑は水没した。

冠水状態が続く岩木川堤防内側のリンゴ畑=12日午後、青森県弘前市
冠水状態が続く岩木川堤防内側のリンゴ畑=12日午後、青森県弘前市

12日午後の段階では排水作業は進んでいない。「青森県りんご協会」によると、この時期は、9月ごろからの収穫に向けて、リンゴに日光を当てて色づきを良くする必要があるが、畑が水に漬かったことで「収穫は厳しい」とみている。

県によると、13年の台風では岩木川沿いの約540ヘクタールが冠水しており、大雨が続けば、同程度の被害になる恐れがあるという。

冠水したリンゴ畑の排水作業を行う青森県弘前市の担当者ら=12日午前
冠水したリンゴ畑の排水作業を行う青森県弘前市の担当者ら=12日午前

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