大幸薬品、2期連続赤字へ「クレベリン」返品響く

大幸薬品は「クレベリン」の増産を進めていた=大阪府茨木市
大幸薬品は「クレベリン」の増産を進めていた=大阪府茨木市

大幸薬品は12日、未定としていた令和4年12月期の連結業績予想を発表し、売上高が60億円、最終損失が33億円になると見通した。会計基準を変更したため前期との比較はできないが、赤字は2期連続。新型コロナウイルス流行で空間除菌をうたった主力商品「クレベリン」の広告を巡り、消費者庁から景品表示法違反(優良誤認)に基づく再発防止命令を受け、多額の返品が発生したことが響いた。

命令を受けた対象のクレベリンは商品パッケージを変更し「再販売を行うめどが立った」とした。消費者庁から課徴金の納付命令を受ける可能性はあるが、現時点での算定は困難だとして業績予想には含めていない。

同日発表した令和4年6月中間連結決算は、売上高が18億円、最終損失が27億円だった。

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