大阪外食協会、万博「出展に向け全力」 一時辞退の方針から

万博パビリオンについて「出展に向けて全力でとりくみたい」とした大阪外食産業協会の新会長、中井貫二氏=12日午後、大阪市浪速区(鳥越瑞絵撮影)
万博パビリオンについて「出展に向けて全力でとりくみたい」とした大阪外食産業協会の新会長、中井貫二氏=12日午後、大阪市浪速区(鳥越瑞絵撮影)

一般社団法人大阪外食産業協会(大阪市浪速区)の中井貫二会長(千房社長)は12日、大阪市内で会見を開き、2025年大阪・関西万博の民間パビリオンについて「何とか出展に向けて全力で取り組みたい」と述べた。新型コロナウイルス禍で外食産業の収益悪化が続いたことから、同協会は一時、出展辞退の方針を固めていた。

中井氏は、万博を運営する日本国際博覧会協会と出展に向けた協議を続けていることも明らかにした。「大阪は食とエンターテインメントの街で、全世界へ食をアピールしたいと考えている。われわれが待ち望んだ万博だ」と強調した。

パビリオン出展をめぐっては、今月上旬、大阪外食産業協会が辞退する方針を固めたことが明らかになっていた。新型コロナ禍で外食産業は打撃を受けており、パビリオン建設などにかかる数十億円とされる必要資金の確保が難航していた。中井氏は12日の会見で、博覧会協会との協議について「中身に関することは一切答えられない。何が出展のネックになっているかも回答を差し控える」とも述べた。

大阪外食産業協会は「『新・天下の台所』~食博覧会・大阪2025(仮称)」をテーマにしたパビリオンの出展が2月に内定していた。ただ、5月に東京で開かれた民間パビリオン出展者発表会を欠席、博覧会協会も「大阪外食産業協会とは協議中」とし、説明のトーンを弱めていた。(田村慶子)

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