中国との協力枠組み離脱 エストニアとラトビア

中国の国旗(ロイター)
中国の国旗(ロイター)

バルト3国のエストニアとラトビアは11日、中国との経済的な協力枠組みからの離脱を決めたと発表した。枠組みにはかつて中東欧などの17カ国と中国が参加していたが、リトアニアが昨年離脱を宣言しており、これでバルト3国全てが離脱することになった。

枠組みは2012年に始まり、中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」に関する経済協力などを掲げていた。エストニアとラトビアの外務省はそれぞれ「中国とは今後、国際ルールに基づく秩序と人権を尊重した協力を通じ、建設的で実利的な関係を築く努力を続ける」との声明を出した。ラトビアは離脱の理由を「現在の外交、通商政策の優先順位を考慮して決定した」としている。

既に離脱したリトアニアの首都ビリニュスには台湾代表処(台湾代表部に相当)が設置され、リトアニアは台湾との関係を強化している。中国は経済的な報復措置を取るなど強く反発している。(共同)

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