対中関税見直し「複雑化」 米商務長官、議長訪台で

米半導体投資法について話すレモンド米商務長官(右)=9日、ワシントン(ロイター=共同)
米半導体投資法について話すレモンド米商務長官(右)=9日、ワシントン(ロイター=共同)

レモンド米商務長官は10日、米国が中国からの輸入品に課している制裁関税の見直しについて、従来よりも難しくなっているとの見方を示した。ペロシ米下院議長の台湾訪問を受けて「地政学的な状況が複雑化した」と指摘。中国側との実務協議が「現時点ではやや困難になっている」と述べた。

米ブルームバーグテレビのインタビューに答えた。バイデン大統領が国内産業に与える影響を「非常に用心深く」検討しており、「そう遠からず決定を下すだろう」との見通しも示した。

バイデン政権は物価高騰対策の一環として、トランプ前政権が導入した制裁関税の一部撤廃などを検討している。レモンド氏は、中国側の協議への関心が低いと明かした上で「より多くの議論を行える環境に戻ると期待している」と述べた。(共同)

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